小塩丙九郎の
歴史・経済データバンク

21. アメリカの格差問題

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この章のポイント
〔1〕アメリカとはどんな国か？
	(1) 格差問題を科学的に考える
	(2) アメリカは成長を止めない国
	(3) 1980年代に始まった格差の拡大
	(4) 所得の取り分を大幅に減らされた低所得者層
	(5) 格差拡大の根っこは東西冷戦に
	(6) 冷戦が終わってIT技術者がスピンアウトした
	(7) ベンチャーは全く新たな形の会社だった
	(8) ITベンチャーはすべてのベンチャーの原型となった
〔2〕アメリカの格差は、どうして起こった？
	(1) 国力を弱めても格差は縮小すべきか？
	(2) 経営者は本当に強欲なだけなのか？
	(3) トランプは宗教精神に訴えかけているのか？
	(4) 格差をつくりだした人たちの宗教正義
	(5) 慈善か所得の平準化か？に
	(6) ゲイツやバフェットの慈善は売名行為か？
	(7) 近代資本主義と慈善
	(8) 低所得者の賃金はどうしてカットされたのか？
	(9) 世界規模での同一労働同一賃金になっている
	(10) 工場労働者の所得は悪くない
	(11) 低所得者の所得が伸びないのはメキシコ移民のせい
〔3〕アメリカの格差とトランプと言う男
	(1) グローバル化は世界格差を縮める
	(2) 経済成長と所得格差はベンチャー起業家がつくる
	(3) アメリカに変化の兆しがある
	(4) 格差と宗教
	(5) “反知性主義”というレッテル貼りの不都合
	(6) トランプ躍進とかぶる田中角栄待望の声
	(7) トランプ旋風は悪性の熱病
〔4〕アメリカの格差を解消する政策
	(1) 連邦政府の社会福対策の始まり
	(2) 経営者の経済倫理の喪失（前編）
	(3) 経営者の経済倫理の喪失（後編）
	(4) 経済倫理の復活（前編）
	(5) 経済倫理の復活（後編）

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